失敗したり、挫折するのは、生きている限り仕方がありません。
しかし失敗したのをクヨクヨしたり、後悔するかどうかは自分次第です。
よくこの失敗と、それによる落ち込みや後悔がセットにされていますが、個人的にはまったくの別物だと思います。
失敗や挫折は避けられませんが、クヨクヨなどの感情はなくせるのです!
私は離婚という人生の失敗をした
さて最初に一例として、私自身の話をしましょう。
じつは私…ちょっと前に離婚をしたんです。
離婚してしばらくは、そりゃあもう、周りの人から気を使われたり、心配されたりもしたものです。
ですが私自身は離婚に対して反省はあっても、後悔はなかったんですよ。
むしろ離婚したことよりも、その後に、やたらと周囲から心配されるのがイヤでした。
離婚したからといって、別に落ち込んでなきゃいけない訳ではないですよね?
まあ、たしかに離婚によって失ったものも多いです。
しかし逆に結婚しているが故に、諦めていたことも沢山あります。
実を言えば、このブログも結婚している時にはできなかった事の一つです。
ブログにはかなりの時間が取られますからね。
仕事と家庭の両方があると、現実問題として、ブログに本格的に取り組むというのは難しいものです。
そのため前からブログに興味をもっていたのですが、諦めていました。
ところが離婚によって暇な時間が多くなり、ブログを開始した訳です。
良い言い方ではありませんが、ある意味では離婚のおかげでブログを出来るようになったって事になります。
失った物に目を向けて生きるよりも、出来るようになった事を見つめて生きていくほうが、イイとは思いませんか?
もちろん離婚をしないで済むのなら、それに越したことはないでしょう。
間違いなく人生における失敗の部類に入ると思います。
しかし離婚という失敗をするのと、それで落ち込んで後悔する人生を送るかは、まったくの別問題です。
離婚自体は相手もいることですので、いくら自分がしたくなくても、避けられない事もあります。
しかし落ち込むかどうかは自分自身で決められるんです!
私のように、出来るようになった事に目を向けて生きて行くことも可能です。
クヨクヨや後悔は、自分の心が産み出しているだけですから。
そのため「起きてしまった事は仕方がない!」と諦めて、反省から学び、前に進み出してもいいと思うんです。
毎日毎日、暗くなって、ツライと感じながら過ごす必要はありません。
もし今現在、失敗や挫折によりクヨクヨや後悔に苦しんでいる人は、失敗や挫折をなかった事には出来ないが、クヨクヨや後悔という感情はなくせることを意識してみるのはどうでしょうか。
失敗や挫折から逃げてしまうのは、失敗とツラさがセットになってしまっているから
また失敗をするのが嫌だからと、失敗しそうな物すべてから逃げてしまう人もいます。
それは「失敗する事=ツラい事」とセットになってしまっているからでしょう。
ですが先ほど書いたように、失敗と、それに伴う感情は別物です。
重要なのは、この2つが別物であると認識して、切り離していくことです。
人間である限り、チャレンジして失敗をする確率がゼロにはなりません。
だから失敗を完璧に避けるのは不可能なのです。
ところが、先ほど書きましたが、失敗によるツラい感情は減らすことが出来るのです。
だから失敗をなくそうとするのではなく、ツライという感情との付き合い方を覚えていくといいと思います。
そうすることで、新しい事にチャレンジする時のハードルも下がっていきます。
逃げてはいけない事柄から逃げてしまうことも、減っていくのではないでしょうか。
ちなみに昔の私自身は、失敗が怖くて何もできないタイプでした。
とっても臆病なんですよね。
しかし私も失敗することと、ツライという感情を切り離し、感情との付き合いかたを覚えはじめてからは、チャレンジすることへの抵抗が少なくなりました。
まあ今でも、不安感がなくなった訳ではないですけどね。
しかし失敗をなくそうとして、失敗しないようになってから始めようと思っていると何もできません。
だって人間であるかぎり100%成功なんてありえないですから。
クヨクヨや挫折感をなくすためには
挫折や失敗が心に付きまとうのは、挫折や失敗に目を向けてしまうからです。
人の心って、なんでかクヨクヨしたり後悔するのが好きみたいなんですよ。
そんな大好物に目を向けると、心が支配されてしまいます。
そして気にすればするほど、ツラさや挫折感は増大していきます。
だから失敗や挫折をしたら反省して、反省が終わったら感情は無視しましょう。
いくら考えても、失敗が成功に変わるわけでもないですし無意味ですから。
クヨクヨや後悔は心の隅っこに、そっと追いやって、今やるべき事を考えましょう。
そしてやるべき事を始めましょう。
やるべき事に一生懸命になった時、いつのまにかツラさはいなくなっています。
まあ奴らは、何度も戻ってこようとしますけどね。
その度に、いまヤルコトに必死になりましょう。
クヨクヨや挫折感はなくそうとすると、むしろ増えてしまいます。
だから影響を小さくするには、無視するしかありません。
そのためには、自分の能力の大半を使うような事をやるのが、一番だと自分の経験から感じています。
余裕がないほうが、嫌なことを考える暇がなくなりますから。