タイトルにも書いたのですが、出来なくてもいいし、怠け者でもいいと思うんです。
というかそもそも、私自身もダメ人間ですから。
ただ生活に大きな影響が出たり、目標を達成するための邪魔になると問題です。
だから多くの人は改善しようとするのでしょう。
しかし現実的には自分自身を変えるのは、とても困難です。
その結果、私を含めて多くの人が苦しみます。
「このままではいけない、変わらなくちゃ」
「自分はなんてダメなんだ」
「他の人は出来てるのに、なんで同じようにやれないんだ」
私は上記のように思って日々、苦しんでいました。
ところが今では考え方が変わったのです。ダメな自分を直す必要なんてないと。
ようは問題なく生活ができて、目標も達成できれば良いだけなんです。
自分を変える必要はありません。「考え方を変える」、それだけで十分です。
step
1ダメな自分を受け入れる
さて、考え方を変えるために、最初にする事があります。
それが「ダメな自分を受け入れること」です。
現実の自分自身を認められなければ、次のステップには進めません。
これがなかなか難しいんですよね。
一見すると簡単に見えますが、出来ない自分を受け入れるのって本当に苦しいです。
私自身もたくさん苦悩したし、ツライ思いもしました。
この苦しみやツラさに関しては、どうにもならない気がします。
私の時は、あまりにも苦しかったので、なんか諦められたんですよね。
「あーもう仕方ない!」「どうせ自分は変わらないんだから、このままでいいや」みたいな、そんな感じです。
これについて私から言えるのは、「あなたは、そのままで良い」ってことと。
ダメな自分を受け入れた先にこそ、希望があるってことです。
step
2大切なのは自分を乗りこなすこと
さて、ダメな自分を受け入れられた人は、自分自身では出来ない事がたくさんあることを理解していると思います。
この自分の能力で「可能なこと」、「不可能なこと」が明確になっているのが大切なんです。
多くの人は「できの悪い自分」→「理想の自分」に変えることを目指すんだと思います。
それは理想系ですが、現実的には困難な道です。
だから考え方を変えましょう。
例えばですが、私は家にお菓子があるとついつい食べちゃうんです。我慢できません。
その結果として、一時はそこそこ体型がふっくらとしていました。
ところがですよ。ある時に気付いたんです!
家に食べ物がなければ、食べずに済むということに。
そうです!
面倒くさがり屋の私は、わざわざ店に買いに行ったりはしません。
そこで、お菓子を買わない事にしました。
すると不思議なことに、お菓子を食べる回数が激減したのです。
私自身の特性として、
「家にあるお菓子は食べてしまう」
「買いに行ってまでは食べない」
「お菓子を買うことは我慢できる」のです。
「家にある菓子を食べない自分になろう」としても難しいでしょう。
私の経験からも自分を変えるというのは、そうそう達成できるものじゃありません。
そんな成果の出にくい方法を選ぶと、失敗してしまうのです。
だから考え方を方向転換しましょう。
自分にできる方法で、同じ結果を出せばいいのです。
先ほどの例では、私自身の中身は変わっていません。
しかし、自分にできる「お菓子を買わないようにする方法」でも、結果的に菓子を食べる回数を減らしています。
つまりお菓子を減らして、ぽっちゃりを解消するという目的は達成できた訳です。
自分自身を変えなくとも、自分をコントロールすることは可能です。
人間を車に例えると、エンジンのパワーが小さいのを何とかしようとしたり、ブレーキが弱いのを改善しようとすると難しくなります。
持って生まれたものですから。
ところがブレーキを早めにかけたり、坂ではエアコンを消すなどの工夫をし、運転がうまくなることで目的地には無事に到着できます。
自分という乗り物を変えようとせず、うまく乗りこなすのです。