今日は「楽観的な人」をテーマに書いてみました。
ちなみに私自身は、とてもネガティブで、悲観的なタイプです。
だから、自分についての話ではありません。
あくまで「ネガティブな人」から見た、「楽観的な人」についての内容です。
そのためか、とても客観的な視点から書いた内容になっています。
目次
楽観的には2種類あると思う
さて、最初にちょっとだけ愚痴を。
自分のようなネガティブタイプから見ると、「楽観的な人」って、ほんとに羨ましいんですよね。
私自身はもう諦めましたが、むかしはポジティブになろうと必死に頑張ったものです。
まあムリでしたけどね…
また、そういった憧れの気持ちからか、真似するために「楽観的な人」を観察していたのです。
するとある時、気付きました。
一口に楽観的と言っても、大きく2つのタイプがあることに。
一つは、困難な現実を受け入れて、それでも何とかなると前に進める人
さて、一つ目のタイプの話をしていきます。
このタイプの人は「困難な現実があったとしても、それを受け入れて、前に進める人」です。
厳しい現実に向き合い、解決策を導き出し、そして行動することを恐れずに、グイグイと前へ進んでいきます。
たぶん一般的に思われている、ポジティブとか楽観的イメージの人です。
そして私自身が憧れていたタイプの人です。
残念ながら、このタイプの人には、自分のようなネガティブは絶対に敵いません。

ないものを、どうこう言っても意味がないですし、諦めてますけどね。
もう一つは、現実から目をそらして、無かった事にして、それで大丈夫と思いこむ人
では、続きまして。2番目のタイプです。
個人的な印象では、楽観主義の人の多くが、こちらの2番目のタイプだと感じています。
このタイプは「厳しい現実から目をそらして、無かった事にし、それで大丈夫と思い込む人」です。
1番目のタイプとの違いは、「現実を受け入れているか」と「解決のための行動を起こすか」になります。
2番目のタイプは、悪い状況を見なかったことにしています。
そのため当然、現状を良くするための行動もしていないのです。
ぶっちゃけただ、先送りや、後回しにしているだけとも言えます。
このタイプの楽観的な人はよく、「大丈夫」とか「なんとかなる」と言います。
ところが、「なぜ大丈夫なのか?」や「どのようにして解決するのか」と聞いても、答えが返ってきません。
嫌なものにフタをして、ほっぽらかしてあるのです。
なんというか…このタイプのポジティブな人を見ても、個人的には羨ましいと感じません。
それなら「ネガティブのままでいいや」と、思ってしまうんです。
ネガティブさは、不安感から行動につながったりしますからね。